政府は2021年9月23日(木・祝)から9月26日(日)まで、菅首相が9月24日(金)にワシントンDCで開催される日米豪印「クアッド」会議に出席すると発表しました。これに伴い、政府専用機が羽田/ワシントンD.C.間で運航される見通しです。
政府専用機は航空自衛隊特別航空輸送隊が運航。要人輸送任務では6月にイギリスで開催されたG7サミットに出席する菅首相が搭乗して以来の任務です。ワシントンD.C.への運航時は、アンドリュース空軍基地が使用されるとみられ、この基地への飛行は菅首相が2021年4月のアメリカ訪問以来のフライトです。
今回の運航は羽田/ワシントンD.C.間が直線距離で21,000キロメートル(km)ほどで、政府専用機の要人任務の飛行距離は20万km超を記録することになります。
なお、日米豪印「クアッド」会議では、アメリカのバイデン大統領、オーストラリアのモリソン首相、インドのモディ首相も出席し、新型コロナウイルス対策をはじめ、自由なインド太平洋地域の実現など地域で抱える問題を議論する予定です。このほか、日米など2国間の首脳会談も調整されている模様です。