アメリカ空軍三沢基地、機動展開訓練を実施 即応性を維持

アメリカ空軍三沢基地、機動展開訓練を実施 即応性を維持

ニュース画像 1枚目:35FWのF-16ファイティング・ファルコン
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Anwtain Hanks
35FWのF-16ファイティング・ファルコン

アメリカ空軍三沢基地で2021年9月21日(火)から1週間、即応演習「ビバリーサンライズ21-08」が実施されました。アメリカ軍全体で実施している機動展開訓練(ACE:Agile Combat Employment)、隊員のマルチスキル化(MCA)訓練を実施しました。三沢基地では2020年12月、2021年3月に続くACEでのMCA訓練で、その即応性の維持・向上に取り組んでいます。

今回の演習では、前方配備された作戦基地と、大量の死傷者が発生したシナリオに基づき、2つのシミュレーションを実施。事前に訓練で培ってきた対応力を現実に沿ったシナリオに基づいて実施されました。

三沢基地に配備されている第35戦闘航空団(35FW)は、敵防空網制圧(SEAD)任務を主としてF-16C/Dファイティングファルコンが配備されており、インド太平洋地域で脅威が発生した場合、即座に敵勢力の行動を阻止する能力の維持が求められています。

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