セントラルヘリコプターサービスは2021年10月20日(水)、県営名古屋空港の拠点で新たに導入した川崎BK117D-3型、機体記号(レジ)「JA145C」の修祓式を挙行しました。セントラルヘリコプターサービスの「JA145C」は、国内初のH145//BK117D-3型の機体です。川崎重工業岐阜工場でD-2型として製造され、修理改造検査を経て国内初のH145//BK117D-3型となりました。セントラルヘリコプターサービスでは、この機体をドクターヘリとして運航します。
D-3は、D-2が備えるフルフラットフロアを備えたキャビンスペース、多用途性に優れた後部の観音開きカーゴドアなどを継承しながら、5枚ブレードのメインローター・システムを採用することで低騒音や高高度での優れたホバリング(空中停止)性能が向上しています。
5枚ブレードによる低騒音化は、ドクターヘリとして運航される「JA145C」には、患者搬送中の快適性確保には欠かせない性能向上です。