ATSG、ボーイング767-300BCFを4機発注

ATSG、ボーイング767-300BCFを4機発注

ニュース画像 1枚目:767貨物機 イメージ
© ATSG
767貨物機 イメージ

エア・トランスポート・サービス・グループ(ATSG)は2021年11月3日(水)、767-300ボーイング・コンバーテッド・フレイター(BCF)を4機、発注しました。ATSGは貨物リース機で世界最大のリース事業を展開しており、767BCFを含む90機以上の貨物機、旅客機を含めると106機のボーイング機を管理・運航しています。

ATSGは、拡大する需要への対応として保有機材を増やす計画で、最近ではAPモラー・マースク・グループのスター・エアへ2022年に3機の767-300BCFをリースする契約が明らかになっています。貨物機のニーズの高まりは、足元ではコロナ禍による船便輸送の入港時に手続き遅れが発生していることを受けた代替手段として、より長期的なにはeコマース需要の世界的拡大を受けた速達性の高い輸送手段が求められています。

ボーイング・コンバーティッド・フレイター(BCF)は、ボーイングが自社で設計したデータを活用し、航空貨物向けに最適化した機体の改修からマニュアルまで、統合した製品として提供されています。航空貨物専用機の需要の高まりを受け、ボーイングは767-300BCF改修ラインを2022年から広州エアクラフト・メンテナンス・エンジニアリング・カンパニー(GAMECO)にも設けます。これにより、これまでのシンガポールのSTエアロスペース、台湾のエバーグリーン・アビエーション・テクノロジーズ(EGAT)の2施設に加え、対応力を高める計画です。

メニューを開く