飛行教導群編成40周年、F-15DJ2機に記念タンク塗装

飛行教導群編成40周年、F-15DJ2機に記念タンク塗装

ニュース画像 1枚目:記念塗装タンクを搭載したアグレッサー2機 (イソロクガトブさん 2021年11月8日撮影)
© FlyTeam イソロクガトブさん
記念塗装タンクを搭載したアグレッサー2機 (イソロクガトブさん 2021年11月8日撮影)

航空自衛隊小松基地に配備されている飛行教導群編成40周年を記念し、タンクに記念塗装が施されています。飛行教導群のF-15DJイーグルの「32-8082」「92-8096」のタンクに「AGGRESSOR ☆(星) 40th ANNIVERSARY」と記されています。それぞれの機体に施されている識別塗装のカラーと合わせ、目立つ塗装がデザインされています。

アグレッサー部隊は、一般的な空軍では訓練や演習で敵役として技能向上に取り組む専門の飛行隊です。空自は同様の任務を担う飛行隊として、1981年12月に新田原基地で飛行教導群を編成し、2016年6月に現在の小松基地へ移動しました。使用する機材は、2人乗りのF-15DJで、F-15Jも使用しています。

飛行教導群は、「仮想敵」に扮して各地に配備されている戦闘機と対空戦の訓練を実施するため、空自の作戦を熟知し、高い操縦技量のパイロットが所属しています。また、敵役を務めることから、空自の一般的なF-15J/DJの塗装と異なり、カラフルな識別塗装が施されています。

■2021年現在、飛行教導群の主なF-15
32-8082 (記念タンク)
92-8096 (記念タンク)
72-8090
82-8093
92-8070
92-8094
92-8095
12-8076
32-8083
※機種は全てF-15DJ
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