ANA、年末年始の運航率98% 12月は2021年度で最も高い86%

ANA、年末年始の運航率98% 12月は2021年度で最も高い86%

ニュース画像 1枚目:ANA イメージ (トタさん 2021年4月撮影)
© FlyTeam トタさん
ANA イメージ (トタさん 2021年4月撮影)

全日本空輸(ANA)は2021年12月1日(水)から2022年1月4日(火)までの期間、3,304便を運休・減便します。12月中は運航率86%、1月の4日間は97%です。また、12月24日(金)から1月4日(火)の運航率は98%です。ピーク日を中心に旺盛な需要を想定し、札幌・新千歳、福岡、沖縄路線では臨時便およそ100便を設定して対応します。ANAは、新型コロナウイルス感染者数の減少による現況の予約数は伸び続けているものの、本格的な需要回復にはまだ時間を要するとの見立てで、今回の運休・減便を決めましたが、5月以降の推移で見ると着実に回復する傾向にあります。

12月1日~1月4日の路線別の減便数では、成田/名古屋(セントレア)線が210便と最も多く、次いで関西/札幌・新千歳線が177便、成田/新千歳線と成田/仙台線が140便ずつ、関西/沖縄・那覇線が136便です。成田発着の国際線が回復していないことから、接続する国内線の運休が目立ちます。

羽田発着では90便以上の運休・減便は米子線の94便をはじめ、鳥取線が92便、佐賀線が91便、岩国線が90便です。伊丹線は減便なし、新千歳・福岡・那覇線は1便ずつと主要幹線は概ねコロナ前の2020年度計画に戻りつつあります。臨時便は羽田発着の新千歳、福岡、那覇線などに設定されています。

なお、ANAでは安心・快適な飛行機の利用環境づくりとして清潔・衛生面の取り組み「ANA Care Promise」として空港内から機内まで感染症拡大の防止策を実施しています。

■ANAの5月以降の運航路線数・便数と運航率
12月 104路線・19,560便 86%
11月 98路線・16,073便 74%
10月 98路線・14,782便 63%
9月 98路線・14,699便 63%
8月 110路線・15,872便 64%
7月 105路線・11,977便 50%
6月 90路線・11,739便 51%
5月 104路線・11,648便 49%
4月 94路線・13,198便 62% (4/1〜28)
※運航率はコロナ前の2020年度計画比
期日: 2021/12/01 〜 2022/01/04
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