エンブラエルは2021年11月15日(月)、ドバイ・エアショーでナイジェリアのオーバーランド・エアウェイズとE175型3機の確定発注を契約しました。プレミアムクラスを搭載する客室仕様で座席数は88席で、納入開始は2023年です。オプション権3機を含む契約で、全て行使された6機の総額は、カタログ価格で2億9,940万米ドル(約340億円)相当です。
オーバーランド・エアウェイズは現在、ATR42とATR72のターボプロップ機のみで運航しています。エンブラエルのジェット機導入で国内線の増加、アフリカ大陸の地域間運航の路線を開設でき、路線拡大に乗り出すことが可能になります。
エンブラエルはコロナ禍の中、E175はネットワークの再構築、運航頻度の調整、徐々に回復する需要に対応する適切な供給座席の提供を効率的に行うことができ、リージョナル航空会社の経営を支えた機材と自己評価。今後のネットワーク増強でも有効な機材として販売拡大に取り組んでいます。