ドバイ高級ホテルがACJ220購入 コムラックスが運航

ドバイ高級ホテルがACJ220購入 コムラックスが運航

ニュース画像 1枚目:ACJ220 機内イメージ
© FIVE Hotels and Resorts
ACJ220 機内イメージ

コムラックス・グループは2021年11月17日(水)、ファイブ・パーム・ジュメイラ・ドバイを運営するファイブ・ホテルズ・アンド・リゾーツがエアバスのプライベートジェットACJ220を購入したと発表しました。コムラックス・グループは2022年1月2日(日)から、ファイブ・ホテルズ向けの客室仕様の改修を開始し、2023年初頭から運航を開始します。機体記号(レジ)は、ホテルの名称に由来し「9H-FIVE」となり、コムラックス・マルタが運航します。

19名乗りの仕様とする予定で、機内では8名の食事スペース、エンタテイメントを含め、新たな空の体験を提供する計画です。キングサイズのベッドとシャワーを備えたマスタースイートを用意するほか、フルLED照明と電子制御のブラインド、55インチの大型スクリーン2つなどを備える計画です。こうした設備を備え、最大12時間の飛行が可能になる予定です。

ホテル企業が用機者となる例としては、世界各地に展開する施設を巡るツアーを仕立てているフォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾートがTAGエイビエーションの運航でボーイング757型を使用しているほか、ラスベガス・サンズがボーイング747SP型を自社で運航しています。機内は、ビジネスクラス以上の仕様となっていますが、コムラックスとファイブ・ホテルズはこれらとは異なるコンセプトの運航を目指している模様です。

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