セントレアのフライトパーク、12/23リニューアル 本物を体験できる施設に

セントレアのフライトパーク、12/23リニューアル 本物を体験できる施設に

ニュース画像 1枚目:787初号機「ZA001」と滑走路の3分の1サイズのマーキング
© 中部国際空港
787初号機「ZA001」と滑走路の3分の1サイズのマーキング

中部国際空港(セントレア)の複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」の1階、「フライトパーク」が2021年12月23日(木)にリニューアルオープンします。リニューアルで、これまで有料エリアに展示されていたボーイング787初号機「ZA001」を近くから無料で大きさを楽しめるようになり、製造に関わる企業が協賛した本物の部品などの展示と合わせ、より787を楽しめる施設になっています。飛行機エリアと空港エリア、さらにキッズエリアは大型ネット遊具、ターザンロープ、サーキットとアスレチック遊具が設けられています。

飛行機エリアには、ボーイングから寄贈された実機「ZA001」の展示はそのままに、エンジン見学台が新たに設置され、飛行する動力を間近に見ることができます。床面に本物の滑走路の3分の1サイズのマーキングが施され、787のスケールの大きさ、迫力を体感できるようになっています。コクピットの見学も可能です。

ニュース画像 1枚目:新たに設置されるエンジン見学台
© 中部国際空港
新たに設置されるエンジン見学台

このエリアでは、787製造に関わる協賛企業からの部材サンプルなどを通じ、787の開発の歴史、先進技術を学ぶことができます。新明和工業が機体主翼スパー(骨組み)、川崎重工業は機体胴体パネル、東レは炭素繊維の素材・サンプルを提供。日本航空(JAL)が客席シート、全日本空輸(ANA)が貨物コンテナを提供しています。

空港エリアは、セントレアや航空関連の仕事をパネル、映像を通じて紹介。セントレアに就航するJAL、ANA、DHLやボーイングが提供したモデルプレーン、レゴブロックで作られたセントレアの模型などが展示されます。

さらに、フライトパークが地域の子育て、学びに貢献し、子ども達が航空産業への興味、憧れを持てるような施設を目指していることから、DHLジャパンからレゴブロックのセントレア模型、遊具メーカーの岡部が787の周辺に設置された、0歳から12歳までの子どもたちが楽しめる複合遊具を提供しています。

ニュース画像 2枚目:キッズエリア イメージ
© 中部国際空港
キッズエリア イメージ

フライトパークのリニューアルに合わせ、2階飲食・物販エリアのシアトルテラスに「ADVENTURE CURRY(アドベンチャーカレー)」もオープンします。シェフこだわりのスパイスを使用し、紙飛行機をイメージしたトルティーヤ付きの「空のスパイスカレー」、飛行機型の容器を使った「お子さまカレープレート」も用意されています。

なお、フライトシミュレーターは従来通り有料で楽しめるほか、新たに設置された大型ネット遊具の一部は有料です。ボーイングストアもこれまで通り、営業します。

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