オリエンタルエアブリッジ、離島路線の後継機種にATR導入 2022年度受領

オリエンタルエアブリッジ、離島路線の後継機種にATR導入 2022年度受領

ニュース画像 1枚目:ATR 42-600 イメージ
© ATR
ATR 42-600 イメージ

オリエンタルエアブリッジ(ORC)は、ATR 42-600型の2機を新機材として導入します。現在、運航するボンバルディアDHC-8-Q200型が20年を経過し、更新機の選定が進められていました。現行のQ200は39席、新たなATRは48席となり、9席増加します。

計画では2022年度にATR 42-600型の1機目を受領し、2023年度中に定期便として投入されます。2025年度には、2機のATRで運航します。長崎発着の壱岐、五島福江、対馬、福岡/福江線などに導入します。

ATRの選定理由として、経済性が高い50席以下の機体で、長崎離島航空路の運航に適していると説明。日本ではすでに天草エアライン、日本エアコミューター(JAC)、北海道エアシステム(HAC)のリージョナル航空会社に導入されており、座席数の増加で収益増も期待しています。

ORCは現在、2001年から運航する2機に加え、就航率改善を目指し、2020年10月に3機体目の「JA803B」を導入。全日本空輸(ANA)とのコードシェア事業で、DHC-8-400(Q400)を運航し、福岡/小松線、福岡/宮崎は1日5往復を継続します。

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