横田基地、F/A-18Eスーパーホーネットで着陸拘束装置の操作・機能を確認

横田基地、F/A-18Eスーパーホーネットで着陸拘束装置の操作・機能を確認

ニュース画像 1枚目:「BAK-12」航空機着陸拘束装置で停止するF/A-18Eスーパーホーネット
© U.S. Air Force photo by Yasuo Osakabe
「BAK-12」航空機着陸拘束装置で停止するF/A-18Eスーパーホーネット

アメリカ空軍横田基地で2022年2月4日(金)、航空機航空機制動索(AAS)の年次認証試験が実施されました。AASは地上側に張られているアレスティング・ワイヤーで、航空機の後部に取り付けられたアレスティング・フックがキャッチし、短距離着陸時に機体を安全に減速・停止させる着陸拘束装置システムです。試験では、アメリカ海軍のF/A-18Eスーパーホーネットを使い、油圧装置システムの安全な操作・機能が確認されました。

横田基地のAASは、航空自衛隊も使用するBAK-12航空機着陸拘束装置が設けられています。試験には、アメリカ海軍岩国航空基地に所属する第27戦闘攻撃飛行隊(VFA-27)「ロイヤルメイセズ」のF/A-18Eを使い、滑走路を実際にタキシングして評価が行われました。年に1度の認証試験を通じ、安全な操作が確認されました。

BAK-12航空機着陸拘束装置は、緊急着陸時や離陸中止時に航空機を安全に減速させるブレーキシステムです。通常は輸送機が中心の横田基地にも緊急着陸時を想定、あるいは離陸中止など、アメリカ海軍やアメリカ海兵隊、さらに航空自衛隊の航空機を安全に減速させるブレーキシステムが備えられています。

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