選りすぐり逸品の空輸・販売「J-AIR直鮮サービス」、本格展開へ

選りすぐり逸品の空輸・販売「J-AIR直鮮サービス」、本格展開へ

ニュース画像 1枚目:ジェイエア イメージ (endress voyageさん 2018年11月24日撮影)
© FlyTeam endress voyageさん
ジェイエア イメージ (endress voyageさん 2018年11月24日撮影)

ジェイエアは就航各地の特産品を空輸し、大阪国際(伊丹)空港の旅客ターミナルや飲食店などで販売する「J-AIR直鮮サービス」を事業化します。これまで実証実験として、東北各県・新潟県、九州7県・山口県の名産品などから朝どれ青果・鮮魚、地元で有名なスイーツ・日本酒などを空輸し、空港ターミナルや飲食店などで販売。事業化では4つの柱を中心に展開します。(1)百貨店・飲食店への当日輸送、(2)当日宅配する「直鮮BOX」、(3)ITAMI空の市の開催、(4)SDGs達成の取り組み推進です。

まず、阪急うめだ本店地下2階の鮮魚売り場で2022年2月25日(金)と2月26日(土)、佐世保で水揚げされたサバ、アジ、タイなど鮮魚を販売。空輸はジェイエア、水揚げ後と大阪市内への陸送は佐川急便が担当します。3月11日(金)から3月13日(日)の3日間は、伊丹空港の飲食店「大阪黒門市場 まぐろのエン時」での「三陸 直鮮丼フェア」にあわせ、岩手からヒラメ、サーモン、ホタテなどを空輸します。

「直鮮BOX」当日宅配は、自宅で旅の気分を楽しめる取り組みです。3月中は実験販売とし、伊丹空港周辺に限定し、青森県陸奥湾産活ホタテ2キログラム(kg)の「青森BOX」または瓶ドン・活ホタテ・三陸名産海鮮加工品を詰め合わせた「花巻BOX」を提供します。今後、提供頻度・配送エリアを拡大する方針です。

「ITAMI空の市」は、「J-AIR直鮮サービス」のこれまでの主要な取り組みで、今後も継続。3月12日(土)と3月13日(日)の2日間、北ターミナル2階の上島珈琲店前で乗務員やJALグループ社員が販売します。東北・九州などから朝どれ青果・鮮魚、有名スイーツ・日本酒に加えジェイエアのオリジナルグッズ・機内販売商品なども揃えます。当面は不定期ですが、開催頻度を高める予定です。

ニュース画像 1枚目:ITAMI空の市
© J-Air
ITAMI空の市

さらに、SDGsの取り組みでは、ジェイエア社員や旅客からの寄付金で食材購入、各地で余剰となった食材の有効活用を目指し、伊丹空港周辺のこども食堂に届けます。タラ、めかぶ、マグロの頭・尻尾など鮮魚類を含む食材で、「直鮮」の価値も体験してもらう狙いです。

メニューを開く