アントノフが保有・運航する世界最大の航空機An-225ムリーヤが、ロシア軍の攻撃で破損した模様です。ウクライナのドミトロ・クレーバ外務相がTwitterで言及、アントノフは専門家が状態を検証するまで機体の状態は明言できないとコメントしています。An-225ムリーヤは2022年2月5日(土)にデンマークのビルン空港からキエフ郊外のホストーメリ空港に飛行。ロシア軍の攻撃が始まった2月24日(木)から、An-225の動向は注目されていました。
An-225ムリーヤは、東日本大震災の際には世界各国からの支援物資を輸送。最近の日本への飛来は2020年6月に中部国際空港(セントレア)に飛来していました。An-225ムリーヤはで新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降は、医療機器の空輸などで活用され、世界各国の航空貨物輸送を支えていました。
An-225ムリーヤは現役で世界最大の航空機として知られています。完成機は1機のみで、2020年に2号機の完成に向けた協議が伝えられていました。今後、運用されていた1号機の状態、さらに完成途中の2号機を含めた状態が注視されます。
Update on the information of #AN225 "Mriya" aircraft: Currently, until the AN-225 has been inspected by experts, we cannot report on the technical condition of the aircraft.
— ANTONOV Company (@AntonovCompany) February 27, 2022
Stay tuned for further official announcement.#StopRussia #StopRussiaAggression #Ukraine pic.twitter.com/EHyHVFJJXc