政府はウクライナ情勢に関連し、古川法相をポーランドに岸田首相の特使として2022年4月1日(金)にも派遣し、その帰路にウクライナ避難民の希望者を日本に輸送する計画を検討しています。古川法務相は、航空自衛隊が運航する政府専用機でポーランドへ向かい、ウクライナ避難民も日本への帰国時に同乗する予定です。
古川法務相は、「ウクライナ避難民対策連絡調整会議」の共同副議長を務めており、ポーランドの現地視察を通じ、現地のニーズを把握する計画です。ポーランドでは、モラウィエツキ首相との会談など、避難民の日本への受け入れ、人道支援の追加協力について議論する予定です。
政府専用機による要人輸送以外の任務は、2021年8月にアフガニスタンの邦人救出支援のため、「80-1112」の1機単独で小牧基地からパキスタンのラホールへ運航されています。最近の運航は、岸田首相のG7サミット出席のため、3月23日(水)から3月25日(金)までブリュッセルに飛行しています。