デ・ハビランド・エアクラフト、新たな消防航空機DHC-515をローンチ

デ・ハビランド・エアクラフト、新たな消防航空機DHC-515をローンチ

ニュース画像 1枚目:DHC-515 イメージ
© De Havilland Aircraft of Canada Limited
DHC-515 イメージ

デ・ハビランド・エアクラフト・オブ・カナダ・リミテッドは、バイキングエアが開発を手掛けていたCL-515消防航空機の名称をデ・ハビランドDHC-515消防航空機に変更し、プログラムを正式に開始しました。CL-515は、カナディアからバイキングエアに引き継がれたCL-215とCL-415をベースに、消防航空機の機能アップグレードを施した機体として開発されています。

このDHC-515は、2022年3月末にヨーロッパの顧客と購入意向書を締結。カナダとヨーロッパ間の政府間交渉を経て、正式に22機の購入が正式な契約となる予定です。DHC-515は2020年代半ばに初号機が納入される予定で、受注した機体は2020年代終わりまで継続して納入される予定です。

カナディアCLプログラムは2016年にバイキングエアが取得し、2019年から再生産の検討を始め、デ・ハビランド・カナダとして再開を決定しました。DHC-515消防航空機は、アルバータ州カルガリーで最終組み立てが実施されます。この施設では、CL-215とCL-415の作業が実施されており、新たなDHC-515プログラムで数年間に500名超を採用します。

この記事に関連するニュース
メニューを開く