ASLアビエーション、737-800BCFを20機追加発注

ASLアビエーション、737-800BCFを20機追加発注

ニュース画像 1枚目:737-800BCF イメージ
© Boeing
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アイルランド・ダブリンに本社を置くASLアビエーション・ホールディングス(ASL)は2022年3月31日(木)、最大20機のボーイング737-800貨物機(BCF)を契約しました。ボーイング・コンバーティッド・フレイターで、確定10機、追加購入権10機で、2019年に737-800BCFを契約して以来、発注機数は40機になります。ボーイングは、改修作業を中国・済南の山東太古飛機工程(Taikoo (Shandong) Aircraft Engineering Co. Ltd.:STAECO)と、ロンドン・ガトウィックMRO施設で手がける予定です。

737-800BCFは、搭載量が最大23.9トン、飛行距離は3,750キロメートル(km)で、旅客機を貨物専用機に改修した機体です。eコマースに対応する機種として、需要の増加が見込まれている機種です。このため、ボーイングは737-800BCFの改修作業をてがける拠点として中国とイギリスに改修ラインを加え、南米、カナダとあわせ、計7本の作業ラインで需要に対応する計画です。

ASLは、アイルランド、ベルギー、フランス、イギリス、ハンガリー、スペインとヨーロッパで航空会社6社を運航しているほか、南アフリカでは合弁企業のフライサファイア、タイのK-Mileなどと提携しています。発注した機材は、これらの航空会社で使用される予定です。

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