美保基地、2022年度も航空祭中止 各地の航空祭5月後半から徐々に開催へ

美保基地、2022年度も航空祭中止 各地の航空祭5月後半から徐々に開催へ

ニュース画像 1枚目:過去の美保基地航空祭 (blue-r_k5さん 2016年5月29日撮影)
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過去の美保基地航空祭 (blue-r_k5さん 2016年5月29日撮影)

航空自衛隊美保基地は、開催を検討していた令和4年度の「美保基地航空祭」の開催を中止すると発表しました。新型コロナウイルス感染状況を踏まえた判断です。美保基地航空祭は2019年の開催以降、3年連続の中止となりました。全国の航空祭の準備状況をみると、5月前半までは中止、それ以降の航空祭は準備中の傾向があるようです。

空自の航空祭・公開行事は、4月に熊谷基地、5月に美保基地と中止が決まりました。防府基地はブルーインパルスの参加が発表され、6月5日(日)の開催で準備が進められています。例年、5月ごろに開催されている静浜基地は、開催予定を公表していません。

空自以外では、4月のアメリカ海軍厚木基地「日米親善春まつり」、5月のゴールデンウィーク期間に開催されている海上自衛隊・アメリカ海兵隊共催の「フレンドシップ・デー」は中止が決まっています。一方で、鹿屋基地の「エアーメモリアル in かのや 2022」と横田基地「日米友好祭 2022」は、いずれも5月21日(土)と5月22日(日)に開催予定で準備が進められています。

こうしてみると、4月初旬現在、5月後半以降の航空祭が開催に向けて準備を進めている状況です。ブルーインパルスの航空祭参加は、2022年度に6箇所の予定が発表されています。発表分以外にも、入間基地や九州の築城・新田原などへの参加も発表されておらず、2022年度も感染状況を睨みながら、航空祭の動向を動向を注視する1年になりそうです。

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