パナマ拠点にDHLの運航を担うDHLアエロ・エクスプレッソが運航するボーイング757-200貨物機が着陸に失敗し、胴体を大破しました。この機体は、機体記号(レジ)「HP-2010DAE」で、DHL7216便としてサンホセのフアン・サンタ・マリア国際空港を出発、グアテマラシティへ向かいました。出発後にフアン・サンタ・マリアへ引き返し、滑走路07に着陸し、停止せずに誘導路、さらに草地で停止しました。この機体はパイロット2名で運航しており、その無事が確認されています。
「HP-2010DAE」は、製造から23年目の機体です。ボーイングのレントン工場で製造され、1999年12月に初飛行し、台湾の遠東航空、エバー航空で旅客機として活躍後、2010年に貨物専用機に改修されました。貨物機としては11年間、運航されてきました。エンジンは、PW2000シリーズのPW2037が2基、搭載されています。