フィンエアー、2022〜23年冬も成田路線のみ運航 ロシア領空閉鎖の影響

フィンエアー、2022〜23年冬も成田路線のみ運航 ロシア領空閉鎖の影響

ニュース画像 1枚目:ちゅういちさん 2019年5月5日撮影 OH-LWH エアバスA350-941 フィンエアー
© FlyTeam ちゅういちさん
ちゅういちさん 2019年5月5日撮影 OH-LWH エアバスA350-941 フィンエアー

フィンエアーは、2022〜23年冬スケジュールの運航計画を発表し、ロシア領空閉鎖の影響から東京・羽田、関西、名古屋(セントレア)、札幌・新千歳線の運休継続を決定しました。アジア路線に注力する方針を長年に渡り築いてきたフィンエアーの戦略には、大きな影響が及んでいます。日本路線は、成田/ヘルシンキ線のみ運航し、デイリー運航で日本各地と接続する計画です。

フィンエアーは、2022〜23年冬にヘルシンキ発着でアジア10都市、アメリカ5都市、ヨーロッパ62都市に運航する計画です。また、ストックホルム/バンコク線のタイ路線を運航しています。フィンエアーはビジネス、レジャーともコロナ禍から需要は回復していると歓迎しています。一方で、ロシア領空閉鎖に伴う航路の影響は長引くと想定し、確実性が高い運航計画を策定・実施する体制が最善とコメントしています。

アジア路線は、成田に加え、ソウル・仁川、シンガポール、デリー線の4路線はデイリー運航します。このほか、ムンバイ、香港、上海、バンコク、プーケット、クラビと計10都市に運航します。

フィンエアーは、日本路線についてロシア領空の状況が好転した場合、可能な限り早く、成田線以外の運航再開に最善を尽くしたいとコメントしています。

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