ITAエアウェイズ初のA350、ローマ到着 日本路線にも投入予定

ITAエアウェイズ初のA350、ローマ到着 日本路線にも投入予定

ニュース画像 1枚目:ITAエアウェイズ、初のA350
© ITA Airways
ITAエアウェイズ、初のA350

イタリアのITAエアウェイズは2022年5月11日(水)、同社初のエアバスA350型を受領しました。イタリアの航空会社として初めて導入したA350-900で、ローマ・フィウミチーノ・レオナル・ド・ダヴィンチ国際空港を拠点に運航される予定です。機体記号(レジ)は「EI-IFA」で登録されています。

このA350の客室は、2クラス制でビジネス33席、エコノミー301席の計334席です。ビジネスクラスはフルライフラットベッドになるシートが搭載されています。6月初旬から定期便での運航を開始する予定で、ローマ発着のロサンゼルス、ブエノスアイレス、サンパウロ線に投入される予定です。ITAは今後開設する羽田線にも、この機種を投入する計画があります。

ITAエアウェイズは、アリタリア航空から一部機材を引き継ぎましたが、その機材更新を積極的に進めています。2021年12月には、A220を7機、A320neoファミリーを11機、A330neoファミリー10機、計28機をエアバスと発注契約を締結しています。また、リース契約も締結しており、今回導入したA350は6機をリース契約しています。

なお、ITAのA350導入で、この機種を運航する航空会社は計40社になります。日本では、日本航空(JAL)が国内線でA350-900を運航しており、2023年には国際線向けにA350-1000を受領する予定です。

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