日本航空(JAL)で活躍したボーイング777-300型の機体記号(レジ)「JA751J」がアメリカ・モハーヴェに向かっています。JALは2021年4月、プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のPW4000エンジン搭載のボーイング777型機を13機退役させたうちの1機です。羽田空港を7月19日に離日し、ホノルル国際空港を経由し、モハーヴェへフェリーされています。
「JA751J」は2003年11月にJALが導入。その後、2015年6月〜2016年4月は「嵐ジェット JAL FLY to 2020」、2016年10月〜2019年2月は「東京2020大会」特別塗装機として活躍しました。定期便のラストフライトは、2021年2月18日の那覇発羽田行きJL920便でした。
JALのボーイング777型のP&Wエンジン搭載機13機のうち、羽田空港で保管されているのは残り4機とみられます。アメリカへフェリーされた機体は、航空機のMRO、中古部品、中古機販売なども手掛ける企業へ売却されています。