JAL A350 運航開始から3年、コロナ禍でも着実に導入 次は国際線仕様

JAL A350 運航開始から3年、コロナ禍でも着実に導入 次は国際線仕様

ニュース画像 1枚目:JALのA350 (yonsuさん 2022年7月23日撮影)
© FlyTeam yonsuさん
JALのA350 (yonsuさん 2022年7月23日撮影)

3年前の2019年9月1日、エアバスA350型機による日本初の定期便を日本航空(JAL)が羽田/福岡線で運航しました。JALのA350は、2019年に受領を開始し、2021年8月末に10機、2022年8月末に16機と着実に増やしました。導入済みの機材は全て国内線用のA350-900で、次に受領する機体は国際線仕様のA350-1000で、2023年から運航されます。

国内線で使用されているA350-900は、羽田発着の新千歳、福岡、那覇線と大阪・伊丹/那覇線に投入されています。コロナ禍でも導入が着実に進められ、2020年4月〜2022年8月に11機が導入されました。これにより、幹線の主力機はA350になったと言っても過言ではないでしょう。国内線に投入されている大型機のボーイング777-200ER型機は現在5機で、2023年に退役します。主力機は名実共にA350-900へ交代します。

ニュース画像 1枚目:国内線の幹線に投入中 (ぽっぽさん 2021年5月3日撮影)
© FlyTeam ぽっぽさん
国内線の幹線に投入中 (ぽっぽさん 2021年5月3日撮影)

16機のA350には、A350を記念した3機とワンワールドの特別塗装機があります。「JA01XJ(機体記号)」「JA02XJ」「JA03XJ」は、国内で初めて導入されたA350を記念し、胴体の後方に大きく「A350」と記され、赤は「挑戦」、シルバーは「革新」、グリーンは「エコ」を示しています。そして「JA15XJ」が、ワンワールド塗装です。5〜6年で訪れるオーバーホールの整備でその塗装がどうなるか、注目されます。

ニュース画像 2枚目:JAL A350 1号機 (吉田高士さん 2019年6月30日撮影)
© FlyTeam 吉田高士さん
JAL A350 1号機 (吉田高士さん 2019年6月30日撮影)
ニュース画像 3枚目:JAL ワンワールド塗装 (Lacnorさん 2022年6月4日撮影)
© FlyTeam Lacnorさん
JAL ワンワールド塗装 (Lacnorさん 2022年6月4日撮影)

2023年には、A350-1000を導入します。A350-1000は、すでに導入しているA350-900より胴体が延長され、40席以上を多くの座席を搭載できます。ただし、国際線で使用する機材のため、どのような客室構成になるか、今後の発表が楽しみです。

ニュース画像 4枚目:羽田のJAL格納庫に到着したエアバスA350-1000 (mameshibaさん 2018年2月14日撮影)
© FlyTeam mameshibaさん
羽田のJAL格納庫に到着したエアバスA350-1000 (mameshibaさん 2018年2月14日撮影)
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