次期ステルス爆撃機B-21レイダー、12月にロールアウト

次期ステルス爆撃機B-21レイダー、12月にロールアウト

ニュース画像 1枚目:B-21レイダー、12月に公開へ
© Northrop Grumman
B-21レイダー、12月に公開へ

ノースロップ・グラマンとアメリカ空軍は、開発中の次期ステルス爆撃機B-21レイダーを2022年12月上旬にロールアウトすると発表しました。B-21は現在、カリフォルニア州パームデールのノースロップ・グラマンの施設で開発・製造が進められています。

アメリカ空軍がノースロップ・グラマンと契約し、2015年にB-21レイダーの開発がスタート。2016年に21世紀最初の爆撃機を意味する「B-21レイダー」と命名されました。設計・製造開発の初期段階から拡張現実(AR)やバーチャルリアリティ(VR)などデジタルツールを活用し、プログラムの進捗を早め、不具合等の発生を抑える開発が進められています。B-21試験機は9月現在、6機が最終組み立ての工程にあります。

12月のロールアウト後は、空軍試験センターでの運用試験や評価など、厳格な手順に従い、性能や武器システムの検証を経て、2023年に初飛行を予定しています。

今後、アメリカ空軍は2020年代半ばにB-21レイダーを実戦配備し、計100機を導入する計画です。

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