国土交通省概算要求、羽田、成田の容量拡大事業で214億円

国土交通省概算要求、羽田、成田の容量拡大事業で214億円

国土交通省は財務省へ平成25年度概算要求を行いました。このうち「首都圏空港等の強化」として214億円を計上しています。

平成25(2013)年夏ダイヤから、羽田空港は41万回、成田空港は27万回の発着回数に増加、この容量拡大に必要な事業を実施する目的です。

羽田空港では24時間国際拠点空港とするため、エプロン整備、国際線地区の拡充、C滑走路延伸事業の推進を実施。成田空港ではピーク時間帯の処理能力拡大のための同時並行着陸方式の効率的な運用をさらに進めることができるとしています。

また、長年、計画が出ている東京都心、羽田、成田空港を結ぶ鉄道アクセスについてもこの名目で検討を進めます。

また、防災対策で、地震被災時の緊急物資輸送拠点として空港の機能、航空ネットワークの維持、飛行中の航空機の安全確保のため、管制施設の耐震化、無停電電源装備の整備などの予算として111億円も要求しています。

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