カタール航空、A350表面塗装の劣化問題 エアバスと和解

カタール航空、A350表面塗装の劣化問題 エアバスと和解

ニュース画像 1枚目:A350塗装剥離問題の動画で公開されたエアバスA350-900型機「機体記号:A7-ALG」 カタール航空(cornicheさん 2017年7月29日 ドーハ・ハマド国際空港 撮影)
© cornicheさん
A350塗装剥離問題の動画で公開されたエアバスA350-900型機「機体記号:A7-ALG」 カタール航空(cornicheさん 2017年7月29日 ドーハ・ハマド国際空港 撮影)

カタール航空とエアバス社は2023年2月3日、エアバスA350型機の塗装剥離をめぐる訴訟で、和解に至ったと発表しました。和解の合意内容は公表されず、それぞれの責任を認めるものではないとしています。

2021年8月、同社の一部のエアバスA350型機の塗装が加速度的に劣化する問題が発生。エアバス社と議論を重ねてきたものの、解決に至らず、2021年12月にロンドンで訴訟を行なっていたものです。問題となっている塗装部分の表面劣化の状況を動画で公開するなど、泥沼化していました。

カタール航空は、この問題に該当するA350型機を運航停止していましたが、安全に飛行できるように修復し、運航を再開させる見通しです。

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