JAL 羽田/福岡便、門限により初の北九州代替着陸 A350

JAL 羽田/福岡便、門限により初の北九州代替着陸 A350

ニュース画像 1枚目:深夜、北九州空港へ着陸したJL331便 2023年6月11日撮影 JA06XJ エアバスA350-941 日本航空
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深夜、北九州空港へ着陸したJL331便 2023年6月11日撮影 JA06XJ エアバスA350-941 日本航空

日本航空(JAL)は2023年6月11日、検討が進められていた福岡空港門限に係る北九州空港への代替着陸を初めて行いました。

JL331便(定刻:羽田18時45分発ー福岡20時35分着)エアバスA350-900型機「機体記号:JA06XJ」は、機材繰りによる遅延で、羽田出発が21時40分ごろに。このため、福岡空港22時までの運用時間(門限/カーフュー)までに着陸できないことが見込まれ、出発前の段階で北九州空港へ目的地を変更していました。同便は、北九州空港へ23時過ぎに到着し、搭乗客はJALが用意したバスに乗り込み福岡市内へ。機体はそのまま北九州に夜間駐機し、12日午前7時すぎに福岡空港へフェリー(空輸)されました。

これは、2月19日に今回と同じJL331便 A350-900「JA07XJ」が、機材繰りの影響により羽田空港の出発が20時1分と91分遅延。福岡空港付近まで飛行したものの、運用時間延長が認められず関西国際空港を経由して出発地引き返しに。羽田に戻ったのが定刻出発時刻から約7時間後の午前2時30分過ぎになったことが大きく報道され、対策案の検討が急務となっていました。

福岡県と北九州市は4月14日、JALなどと共に24時間運用の北九州空港ダイバート(代替着陸)受入体制検討会議を開催。体制を整えることを確認していました。今回はあらかじめ目的地を変更していましたが、北九州への代替着陸は初めての事例となりました。

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