SAS スタアラ脱退、エールフランスKLMグループと提携でスカイチーム加盟へ

SAS スタアラ脱退、エールフランスKLMグループと提携でスカイチーム加盟へ

ニュース画像 1枚目:ロサンゼルス国際空港 2019年12月21日撮影 SE-REH エアバスA330-343X スカンジナビア航空
© FlyTeam masa707さん
ロサンゼルス国際空港 2019年12月21日撮影 SE-REH エアバスA330-343X スカンジナビア航空

スカンジナビア航空(SAS)は2023年10月3日、エールフランスKLMグループや投資会社などによる支援の受け入れを発表しました。今後、エールフランスKLMグループはSASの非支配株式を最大19.9%取得する予定です。その他、投資会社キャッスルレイクが約32.0%、デンマーク政府は約25.8%、投資会社リンド・インベストは約8.6%。残りの約13.6%は、特定の債権者に分配される計画としています。

SASは、2022年にアメリカ連邦破産法11条(チャプター11)を申請。その後、投資家や提携先と調整を行い、経営再建を進めていました。今回のエールフランスKLMグループとの提携により、SASは1997年の発足時から加盟する航空連合「スターアライアンス」から脱退し、「スカイチーム」への加盟手続きを進めるとしています。

これら投資の提案は最終決定されておらず、今後、欧州委員会(EU)、チャプター11を監督するアメリカ、SASを管轄するスウェーデンの裁判所や関係当局により承認などが進められます。

SASの日本路線は、羽田/コペンハーゲン線のみ。エアバスA350-900型機で週3便運航しています。

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