ANA、退役機が眠る「モハーヴェ」見学ツアー発売!トリプルセブン初号機も

ANA、退役機が眠る「モハーヴェ」見学ツアー発売!トリプルセブン初号機も

ニュース画像 1枚目:モハーヴェ空港 2020年2月5日撮影 JA8197 ボーイング777-281 全日空
© FlyTeam masa707さん
モハーヴェ空港 2020年2月5日撮影 JA8197 ボーイング777-281 全日空

全日本空輸(ANA)は2023年11月7日から、退役機が眠る“飛行機の墓場”とされる地を巡る特別ツアー、「あの機体に再会!モハーヴェ空港を訪れる ロサンゼルス4日間」の申し込み受付を開始しました。旅行期間は2024年3月1日(金)から4日(月)まで、2泊4日のツアー行程です。

ツアーは、同社の整備センター所属で航空ファンでもある社員2名が発案。アメリカ カリフォルニア州・モハーヴェ空港で保管されている退役機を間近で見学できるほか、参加者限定で公開されるサイト上で、航空機部品を加工したコレクションアイテムを購入することができます。

ニュース画像 1枚目:販売コレクションアイテムの一例
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販売コレクションアイテムの一例

1日目は成田空港発NH006便でロサンゼルスへ出発。同日午前に到着後、航空機部品の加工を手掛ける「MotoArt」で工房見学とショッピングを予定しています。また、夜はツアー企画者と、協力したANAグループの米国全日空商事社員によるトークショー付きディナーパーティーを実施します。2日目はバスでモハーヴェ空港へ移動し、空港施設や保管されている元ANA退役機、退役した機体が並ぶエリアの見学を予定しています。3日目お昼にはロサンゼルス発NH005便で成田空港へ戻るという、航空ファン向けの行程です。

ツアー代金は、2名1部屋利用で1人あたり548,000円(燃油サーチャージ込み)、1人参加での追加代金は35,000円です。

ニュース画像 2枚目:モハーヴェ空港内の元ANA退役機
© ANA
モハーヴェ空港内の元ANA退役機

11月7日(火)14時から受け付けを開始、申し込み期限は、株主が21日(火)15時まで、ANAマイレージクラブ会員は30日(木)15時まで、一般は12月19日(火)15時まです。各回の締切後、抽選で参加者を決定します。

退役した機体はいずれも、解体や部品の再利用を行うアメリカの企業へ売却済み。機体所有者であるCAS社(Commercial Aviation Services, LLC)の全面的な協力を受け、今回の企画が実現しました。モハーヴェ空港には、2016年8月に退役したANAのトリプルセブン初号機、ボーイング777-200「機体記号:JA8197」も保管されているとみられます。

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