羽田等で保安料引き上げ検討、検査員の処遇改善やスマートレーン導入に向け

羽田等で保安料引き上げ検討、検査員の処遇改善やスマートレーン導入に向け

ニュース画像 1枚目:羽田空港
© FlyTeam ニュース
羽田空港

国土交通省・航空局は2023年12月25日から、国管理空港での保安料引き上げなどに関するパブリックコメント(意見公募制度)の募集を開始しました。2024年1月24日(水)まで、広く一般から意見を受け付けています。

保安料引き上げの対象となる国管理空港は、羽田空港など計19空港(新千歳・稚内・釧路・函館・仙台・新潟・広島・高松・松山・高知・福岡・北九州・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・那覇)で、現在の1人105円から250円としたい考えです。

航空局は、新型コロナウイルスからの需要回復基調を受け、保安検査員の人手不足や保安検査の効率化などが需要の急回復に追いつかないことを喫緊の課題としています。これに対応するため、来年度は保安検査員の処遇改善に関する支援を行う方針です。また、複数人が一度に検査台を利用できるスマートレーンなどの先進的な検査機器の導入促進を行うことも目的としています。

今後、2月下旬の公布、3月1日からの施行を予定しています。

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