マレーシア航空は、2024年中にエアバスA330-900neo型機の初号機を含む全12機の機材を新たに導入すると発表しました。A330neoのほか、ボーイング737-8MAX型機を8機導入予定です。
同社はA330-900neoを2028年までに合計20機を導入、機内仕様はビジネスクラス28席、エコノミークラス269席、計297席の予定です。ビジネスクラスには、コリンズ・エアロスペース社のヘリンボーンシート「Elevation」を同社初採用。座席ごとにドアを設けた個室タイプの新たなシートが導入される予定です。また、2026年以降、エアバスA350-900型機もA330-900neoと同等の機内仕様へリニューアルを実施する計画です。
A330-900neo初号機は2024年第3四半期に導入予定。マレーシア航空は現在、A330-200、300型機を合計23機保有しており、今後これらの機材を置き換えていくものと思われます。