MRO Japan、スターフライヤーの航空機リース返却整備受注 EASA認定取得で

MRO Japan、スターフライヤーの航空機リース返却整備受注 EASA認定取得で

ニュース画像 1枚目:那覇空港に隣接するMRO Japan 整備格納庫
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那覇空港に隣接するMRO Japan 整備格納庫

航空機の整備を手がけるMRO Japan(MRO社)とスターフライヤーは、2024年から2026年にかけてのリース返却整備について確認書を締結しました。今回の契約により、MRO社は航空機リース返却ビジネスを本格的にスタートさせます。

スターフライヤーでは航空機を自社所有せずにリース会社より賃貸した機体を運航しており、リース期間は8年もしくは12年での契約が主流です。返却する際には、リース会社が指定する国際基準(EASAやFAA)を満たした整備が必要となります。これまで、海外MRO会社への委託することが主となっていましたが、MRO社が2022年にEASAの認定を取得したことからリース機の返却整備を担うことが可能に。今回第1号案件としてスターフライヤーの返却整備を受注が決定しました。

「MRO」とは、Maintenance(整備)、Repair(修理)、Overhaul(オーバーホール)の略で、航空機の安全に欠かせない役割を意味する略語。MRO社はこの“MRO”サービスを専門に提供する日本唯一の会社で、那覇空港に整備格納庫を有しています。

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