テキストロン・アビエーションは、セスナ 408 スカイクーリエ コンビ型初号機をエバーツ・エアに納入したと発表しました。乗客とあわせ貨物を同時に搭載できる、コンビ内装転換オプションを備えた初のセスナ 408 スカイクーリエ双発汎用ターボプロップ機で、2024年7月10日に納入が発表されました。
セスナ 408 スカイクーリエは、テキストロン・アビエーションが開発し、2020年5月に初飛行を成功させた双発ターボプロップ機です。2017年にフェデックス・エクスプレスが50機を発注、ローンチ・カスタマーとなり開発がスタート。以降、貨物型は2022年からフェデックスに納入され、運航が開始されていました。なお、「貨物型」のほかに、定員19名の「旅客型」も開発されています。
納入先のエバーツ・エアは、アメリカ・アラスカ州に拠点を置く航空会社で、今回のコンビ型のほか、貨物型も導入しています。