台風15号ボラヴェンは「過去20年間で最悪の台風だった」と沖縄・嘉手納基地の気象担当者が述べています。
2012年8月26日の夜から27日の朝にかけて、平均風速は時速70マイル(31.3m/s)、降雨量は10〜15インチ(254〜381mm)におよび、台風の目は嘉手納基地の北14マイル(22.5km)の名護市を通過しました。
基地内の被害は排水システムの故障、停電、雨漏り、倒木などあったものの、過去の同規模の台風に比べれば少なく、対策が有効だったと施設管理担当者らを褒めています。
なお、嘉手納基地のE-3やKC-135などの大型機は、先週から横田基地へ避難していた模様です。