米海兵隊、MV-22オスプレイに自衛用のミニガンを装備

米海兵隊、MV-22オスプレイに自衛用のミニガンを装備

アメリカ海兵隊はクウェートに駐留している第24海兵遠征隊(24MEU)第261海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM-261)が、2012年7月29日にMV-22オスプレイに搭載する自衛用のミニガンを受領し、実弾射撃試験を実施したと発表しました。

搭載されるのは、毎分3,000発の発射速度を持ち有効射程が1,500メートルのGAU-17 7.62ミリ・ミニガンで、後部カーゴ・ホールに取り付けられ、ビデオゲームのようなリモコンで機内から操作することができます。

MV-22はこれまで胴体後部のローディング・ランプに機関銃を据えるしかなく、ガナーの視界も射界も限られていましたが、新しいシステムは機体の腹部に露出するので、射界を広くとることができます。

水平飛行中のMV-22は高速で飛行できるものの、垂直離陸、着陸の際はヘリコプターと同様に低速で攻撃を受けやすいため、有効な自衛兵器が待たれていました。

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