レイセオン、マーベリック空対地ミサイルが誕生40周年

レイセオン、マーベリック空対地ミサイルが誕生40周年

アメリカのレイセオンは2012年8月30日、同社の製造する空対地ミサイルAGM-65マーベリックが、1972年8月にアメリカ空軍へ初納入されてから40周年を迎えたと発表しました。

AGM-65は陸上・海上両方の移動目標・固定目標に有効な精密誘導ミサイルです。アメリカ空軍・海軍・海兵隊や同盟国軍の25機種以上の航空機で運用され、これまで7,800発以上が戦闘で使用されています。

3タイプのシーカーにより24時間運用が可能で、300ポンドか125ポンドの弾頭を選ぶことができ、巻き添え被害の極小化が図れます。

赤外線誘導タイプのAGM-65Fは昨年のリビア作戦で任務を果たし、レーザー誘導のAGM-65Eもアメリカ3軍により世界中に展開しています。

新しいレーザー・マーベリックAGM-65L/E2は、巻き添え被害を低減する強化されたレーザー・シーカーと新しいソフトウェアを採用しています。これは搭載機や友軍機、地上からレーザー照準が可能です。

アメリカ空軍は2011年12月にレーザー・マーベリックの再生産を2,500万ドルで契約し、今年末から引き渡しが始まる予定です。

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