ロッキード・マーティンは2012年8月22日、モロッコ空軍向けのF-16C/D 24機のうちの最後の3機をテキサス州フォートワースで納入し、3機はモロッコへ向けて旅立ちました。
モロッコ空軍は単座型のF-16C Block52を18機、複座型のF-16D Block52を6機、2009年12月に8億4190万ドルで契約し、2011年8月4日に最初の4機が納入され、マラケシュ北のBen Guerir基地でセレモニーが開催されました。
モロッコはF-16を使用する25番目の国で、生産4,500機目のF-16を受領しています。2007年から2008年にかけて隣国のアルジェリアが28機のSu-30MKAを導入したのに対抗してのF-16導入で、ほかにもミラージュF1のアップグレードなど空軍の近代化を進めています。