ボーイング、JDAM-ERの風洞試験を完了

ボーイング、JDAM-ERの風洞試験を完了

ボーイングは2012年8月30日、オーストラリア空軍と共同開発しているJDAM(Joint Direct Attack Munition=統合直接攻撃弾)の有翼バージョン、JDAM-ERの風洞試験が6月に完了し生産へ近づいたと発表しました。

JDAM-ERは500ポンドJDAMにアドオンされた翼が展開し、これまでの3倍以上の40マイル以上滑空してGPSやレーザーで誘導されて目標に突入します。攻撃機は敵対空兵器の射程外から攻撃できるようになり、リスクを減らすことができます。

ボーイングはオーストラリア空軍と2011年に契約を結び、JDAMウイング・キットの開発・生産をします。ウイング・キットはオーストラリア国内で製造され、2015年はじめには引き渡しが始まる予定です。

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