アメリカのスピリット航空は、2024年11月18日に連邦破産法11条(チャプター11)を申請し事業の再編手続きを開始しました。なお、同社は旅客運航を継続し、同社便の予約や予定するフライトへの影響はありません。
同社はチャプター11の申請にあたり、既存の債権者との間で3億5,000万ドルの株式投資を受けることで合意。また、同社が裁判所に提出した再建計画案に沿って負債の削減を実施することで、2025年第1四半期にはチャプター11から脱却する計画とのことです。
スピリット航空は、A319、A320ceo、A320neo、A321ceo、A321neoの5機種で合計230機以上を運航する格安航空会社(LCC)。2022年には超格安航空会社(ULCC)であるフロンティア航空との合併が発表されましたが、実現はしませんでした。