ベル・テキストロン社は、多用途ヘリコプター「SUBARU Bell 412EPX」が欧州航空安全機関(EASA)の認証を取得したと発表しました。これにより、同機は欧州連合(EU)域内での運航が可能となります。
ベル・テキストロン社の最高商業責任者であるダニー・マルドナド氏は「SUBARU Bell 412EPXがEASA認証を取得できたことを大変嬉しく思います。この先、欧州地域で同機がますます成功を収めることを期待しています」と述べ、同機の市場進出への期待感を表明しました。
ベルはヨーロッパにおいて、SUBARU Bell 412EPXの複数の受注をすでに確保しており、サラエボ州内務省への1機、クロアチア内務省への2機の納入が予定されています。これらの機体は、民間防災活動、消防活動、医療搬送、自然災害対応などに使用される予定です。また、グローバル規模では、サンディエゴ消防救助局や日本の海上保安庁、奈良県、宮崎県にも同機が導入される予定です。