日本航空(JAL)は2025年1月1日をもって、ボーイング777-300ER型機の東京(羽田)~ロンドン(ヒースロー)線での運航を終了しました。最終便となったヒースロー発羽田行きJL44便の使用機材は「機体記号:JA739J」、乗客が228名、乗員は16名で、羽田空港には2日17時10分に到着しています。
JALは現在、東京(羽田)~ロンドン(ヒースロー)線を毎日2便運航していますが、このうち、JL43/44便については、長らく777-300ERが使用されていました。しかし、2024年10月24日から最新鋭機材のエアバスA350-1000型機を隔日で投入。1月2日より毎日運航に変更されたことを受け、777-300ERが撤退しています。
A350-1000は現在7機が運用入りしており、2024年度中に「JA07WJ」が納入され、8機体制になるものとみられます。一方で777-300ERについては、現在までに1機のみが退役していますが、今後退役機が増加していくことが想定されます。