福岡空港、国際線ターミナルの施設利用料を値上げ 3月下旬から2.6倍に

福岡空港は、2025年3月下旬に国際線旅客ターミナルビルのグランドオープンにあわせ、国土交通大臣の認可を受けて国際線旅客取扱施設利用料(PSFC)を値上げします。

PSFCは旅客ターミナルビルの維持管理や設備整備、サービス向上に必要な費用に充当される料金です。現行は国際線の出発旅客に対して大人980円、小人490円が徴収されていますが、改定後の料金は、大人2,530円、小人は1,260円となり、現行の料金から大幅に引き上げられます。

また、現在は徴収されていない乗継旅客に対しても新たに料金を設定、大人は1,260円、小人は630円です。満2歳未満の乳幼児は料金が不要ですが、座席を利用する場合は航空券種別に応じた料金が適用されます。

© 福岡空港

国際線旅客取扱施設利用料の額（消費税込み）

新料金は2025年3月30日(日)以降に発券された航空券で搭乗する利用者に適用。それ以前に発券された航空券で搭乗する場合は、現行料金が適用されます。料金は引き続き、航空運賃に含まれる形で徴収されます。