日本航空(JAL)のボーイング767-300ER「機体記号:JA621J」が、貨物型(BCF)への改修を完了し、2025年1月13日に成田空港に到着しました。翌14日には、JL6779便として中国・大連へ向け飛行、営業運航入りしていることが確認されています。
「JA621J」は2009年3月に運航を開始し、約15年間に渡り旅客機として運用されていました。2024年8月に貨物型に改修するためにシンガポールのパヤ・レバー空港へとフェリー。約5か月ぶりに、姿を変えて日本に戻っています。
JALは2024年2月より貨物専用機の運航を再開。これまでに2機の767-300ER(BCF)「JA653J」「JA654J」を運用していました。この2機には主翼端のウィングレットがない機材ですが、「JA621J」にはウィングレットを搭載。JALは過去にも貨物型の767を運航していた実績がありますが、「JA621J」はこれらを含めても初のウィングレット付きの機材です。