アメリカ空軍の第18航空団は2025年3月26日、嘉手納基地所属のF-15Cイーグル戦闘機が1月24日をもって撤退したことを発表しました。嘉手納基地では1979年9月以来、45年もの間F-15が活動してきましたが、ついにその活躍に終止符が打たれました。
嘉手納基地に所属するF-15C/Dは、機体の老朽化に伴い順次退役することが発表。2022年12月には暫定配置されているF-22Aラプターに代わり数機が撤退したほか、2023年1月にはF-16CMファイティングファルコン、3月にはF-35AライトニングIIの暫定配備も開始されていました。
アメリカ空軍は現在、F-15の近代化改修仕様である「F-15EXイーグルII」を開発・運用試験中。今後、同機が運用を開始し嘉手納基地へ配備されるまでの間、F-16やF-22A、F-35Aの暫定配備を継続するとしています。
F-15Cイーグル戦闘機が最後の現役飛行を終え、嘉手納基地から撤退しました。 pic.twitter.com/xVvfwcK9Br
— 在沖米空軍嘉手納基地 (@KadenaAirBase_J) March 27, 2025