45年の活躍に終止符 アメリカ空軍、嘉手納基地からF-15C/Dの完全撤退を発表

45年の活躍に終止符 アメリカ空軍、嘉手納基地からF-15C/Dの完全撤退を発表

ニュース画像 1枚目:嘉手納飛行場 2023年2月2日撮影 82-0038 マクドネル・ダグラス F-15C-34-MC  イーグル アメリカ空軍
© FlyTeam Koenig117さん
嘉手納飛行場 2023年2月2日撮影 82-0038 マクドネル・ダグラス F-15C-34-MC イーグル アメリカ空軍

アメリカ空軍の第18航空団は2025年3月26日、嘉手納基地所属のF-15Cイーグル戦闘機が1月24日をもって撤退したことを発表しました。嘉手納基地では1979年9月以来、45年もの間F-15が活動してきましたが、ついにその活躍に終止符が打たれました。

嘉手納基地に所属するF-15C/Dは、機体の老朽化に伴い順次退役することが発表。2022年12月には暫定配置されているF-22Aラプターに代わり数機が撤退したほか、2023年1月にはF-16CMファイティングファルコン、3月にはF-35AライトニングIIの暫定配備も開始されていました。

アメリカ空軍は現在、F-15の近代化改修仕様である「F-15EXイーグルII」を開発・運用試験中。今後、同機が運用を開始し嘉手納基地へ配備されるまでの間、F-16やF-22A、F-35Aの暫定配備を継続するとしています。

期日: 2025/01/24まで
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