エンブラエル社は、E195-E2型機「機体記号:EI-HUN」をモンゴルのフンヌ・エアへ2025年4月17日に納入しました。モンゴルの航空会社に同機が導入されるのは初であり、今後は日本、中国などのアジア地域への就航を目指すとしています。
フンヌ・エアは在来型であるE190を2019年に導入し、国内外の路線にて使用しています。これまでも2023年にはウランバートル〜北京大興間の直行便を開設するなど、E190の活躍の場が広がっています。
今回の納入は、現在導入を予定している2機の「E2」のうちの1機目。航空機リース会社Azorraを通しての導入となります。同機の2機目の納入は、2025年10月を予定しています。
フンヌ・エアは2011年に設立されたモンゴルで2番目の規模の航空会社。ウランバートルのチンギスハーン国際空港を拠点に、E195-E2、E190、ATR42/72の5機を運航しています。
エンブラエル社は同機導入に先立つ4月16日に、モンゴル民間航空局(MCAA)よりE190-E2およびE195-E2の型式証明(Type Acceptance Certificate)を取得しています。