ウィズ・エア、世界初の“GTFエンジン搭載”A321XLRを受領

ウィズ・エア、世界初の“GTFエンジン搭載”A321XLRを受領

ニュース画像 1枚目:ウィズ・エア 世界初の「GTFエンジン搭載A321XLR」を受領
© Airbus
ウィズ・エア 世界初の「GTFエンジン搭載A321XLR」を受領

ハンガリーのLCC「ウィズ・エア」は、2025年5月20日にエアバスA321XLRを受領しました。同社は47機のA321XLRを発注しており、今回はその1機目となります。エンジンにはプラット・アンド・ホイットニー製GTFエンジンを採用しており、このエンジンを搭載したA321XLRの納入は世界初とのことです。

受領したA321XLRは単一クラスで239席の仕様。最新の照明システムを採用した、「エアスペース」キャビンを採用しています。また、単通路の小型機でありながら最大4,700海里(約8,700km)の航続距離を誇り、約10時間連続しての飛行が可能です。

ウィズエアは現在、A320シリーズを230機以上運航中で、さらに295機の納入を予定しています。今回のA321XLRは、納入予定の同シリーズのうちの47機にあたるもので、今後中東、中央アジア方面への直行便開設などに使用される見込みです。

A321XLRは、A321シリーズの中でも最も航続距離が長い機体。搭載エンジンは、今回ウィズ・エアが導入したPW1100GとLEAP-1Aの2種類が選択できます。PW1100G仕様の機体については、エアバスが2月に欧州航空安全機関(EASA)から型式証明を取得しており、今後カンタス航空、フロンティア航空なども導入する予定です。LEAP-1A仕様機については、2024年10月から納入が始まっており、日系航空会社では、ピーチ・アビエーションが導入を予定しています。

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