佐渡就航へ本格始動! トキエア、シミュレーター訓練を実施 8月には調査飛行も

佐渡就航へ本格始動! トキエア、シミュレーター訓練を実施 8月には調査飛行も

ニュース画像 1枚目:神戸空港 2025年6月29日撮影 JA03QQ ATR 42-600 トキエア
© FlyTeam rokko2000さん
神戸空港 2025年6月29日撮影 JA03QQ ATR 42-600 トキエア

トキエアは2025年7月2日、佐渡空港就航に向けたシミュレーター訓練を実施したと発表しました。訓練は台湾の施設で行われ、内容は佐渡空港の離着陸に関するもの。機長・副操縦士あわせて2名が訓練を受けました。

また、8月5日(火)には実機を使用した調査飛行を実施する予定。飛行では佐渡空港への着陸も予定されており、就航へ向け準備が本格化しています。なお、この訓練については、準備状況及び天候等によって変更される場合があります。

トキエアは現在、ATR72-600を2機、ATR42-600を1機運用中。佐渡空港は滑走路長890mのため、同社は短距離離着陸(STOL)型のATR42-600Sを発注し、2014年3月以来となる佐渡空港への定期便復活を目指していました。しかし2024年11月、ATR42-600Sは開発中止に。佐渡空港の全長2,000mの新滑走路整備も、現時点では土地取得の段階に留まっています。現行の滑走路長ではATR72-600およびATR42-600での乗り入れは容易ではなく、訓練の詳細や就航への動きに一層注目が集まります。

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