英ヘンリー王子、アパッチ・パイロットとしてアフガンに派遣

英ヘンリー王子、アパッチ・パイロットとしてアフガンに派遣

イギリス国防省は2012年9月7日、ヘンリー王子ことウェールズ大尉が、アパッチ・ヘリコプターのパイロットとして作戦に参加するため、アフガニスタン・ヘルマンド州のキャンプ・バスチオンに到着したと発表しました。

キャンプ・バスチオンはアフガン最大の連合軍基地で、王子は国際治安支援部隊(ISAF)と南西地域アフガン軍を支援するため、統合航空群(JAG)の一員として働くことになります。

王子は今年2月にアパッチのコ・パイロット・ガナーとしての資格を取得し、陸軍第16航空旅団第3連隊に配置されていました。今回の任務では前席に搭乗して照準器やセンサー、ウエポンシステムの操作をすると見られています。

ヘンリー王子はチャールズ皇太子と故ダイアナ妃の次男で、イギリスの王位継承順位第3位にあります。父親のチャールズ皇太子も軍務についており、空軍のジェット・パイロットであり海軍のヘリコプターパイロットで、兄のウィリアム王子も、空軍のシーキング救難ヘリコプターのパイロットです。

イギリス陸軍は67機のアパッチAH Mk.Iを採用し、リビアやアフガニスタンで作戦に投入しています。

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