カザフスタン、中央アジアは「空のシルクロード」-安全や透明性改善に期待

カザフスタン、中央アジアは「空のシルクロード」-安全や透明性改善に期待

国際航空運送協会(IATA)は、カザフスタン、中央アジア、コーカサス地域の航空輸送を経済成長に利用するよう呼びかけています。特に、カザフスタンは東洋と西洋の中心で、空のシルクロードになるとしています。

ただし、長期的に成長性が見込めるものの、安全面、コスト効率に良い空港施設について注文を付けています。20011年は270万便に1回の割合で事故が発生、CIS諸国では94万便に1回の割合での発生率と世界と比べおよそ3倍も高いのが現状。IATAでは国際運航安全監査プログラム(IOSA)認証で、会社組織、運航、運航管理、整備、メンテナンス、貨物管理、危機管理・保安などの項目で安全監査基準が高まるとしています。

また、カザフスタンのアルマトイ空港に新ターミナルが計画されていることに賛意を示していますが、空港での航空保安料は国内、海外の航空会社の料金設定の違いを無くすよう促し、透明性を高めるように指摘しています。

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