インドネシアで格安航空会社(LCC)を運航しているライオン・エアのライオン・グループは、マレーシアのナショナル・エアロスペース・アンド・ディフェンス・インダストリーズ(National Aerospace and Defence Industries：NADI)と提携、マレーシアで格安航空会社(LCC)、マリンド・エアウェイズ(Malindo Airways)を設立すると報じられています。航空専門誌「Flightglobal」によると、運航開始は2013年5月で、クアラルンプール国際空港から運航を開始します。利用する機材はライオン・エアと同じく737-900ER型12機。
これに加え、ライオン・エアでは2013年3月に運航を開始する予定のフルサービスの子会社「Batik Air(バティク・エア)」向けの787をマリンド・エアウェイズへデリバリーする予定とも伝えられています。
LCCへの787のデリバリーは、ジェットスターへ2013年にもデリバリー予定ですが、これを皮切りにアジアでのLCCは737、A320、787など注目の機材で競争を繰り広げそうです。