スペイン国王ファン・カルロス1世がNH90を操縦

スペイン国王ファン・カルロス1世がNH90を操縦

スペイン国王のファン・カルロス1世は2012年9月17日、マドリードのクアトロ・ビエントス基地から、スペイン陸軍仕様のNH90ヘリコプターを操縦しました。NH90はアルバセテのユーロコプター・スペインの工場で試験飛行中の機体で、来年スペイン陸軍へ引き渡されます。

ファン・カルロス1世はEC135、EC145、EC225からタイガー攻撃ヘリまで3,740時間の飛行経験があるヘリ・パイロットです。

スペイン陸軍は2006年に45機のNH90を発注し、最初の2機はフランスで組み立てられますが、残り43機はアルバセテのユーロコプター・スペインで組み立てられます。また、世界中から500機以上の受注を集めているNH90の前部胴体を製造する2つの工場のうちの1つでもあります。

スペイン陸軍向けのNH90はGEのT700ターボシャフト・エンジンを搭載し、パーソナライズされた通信システムと洗練された電子戦システムを搭載します。NH90は新世代の軍用双発ヘリコプターで、陸軍用と海軍用のバリエーションがあり、陸軍用は16~20名の兵員が輸送でき、捜索・救難、兵員回収、テロ対策、災害救援などに適しています。

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